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大腸内視鏡検査後の食事制限と注意点:クリニックからの食事のススメ

更新日:1月17日

大腸内視鏡検査とは?




大腸内視鏡検査は大腸全体を内視鏡で観察し病変を発見、治療するものです。

そのためには大腸を奇麗にする必要が有ります。

それには下剤を飲んで便を全て排出しきれいにします。


下剤の内服ももちろん重要ですが、それと同じように重要なのが

食事制限です。



大腸内視鏡検査の前後での食事制限についてご紹介




大腸を奇麗にすることで大腸内視鏡検査の精度も極限まで上げることが出来ます。

逆に奇麗にできてない場合は検査が十分な成果を上げられません。


食事制限を行うことで下剤の効果が最大限発揮され奇麗になりやすくなります。

では実際の食事制限はどうするのでしょうか?



内視鏡検査前の食事の注意点


大腸内視鏡検査の場合は2週間程度前にはご来院の上検査の説明、

下剤のお持ち帰りをお願いいたしています。

食事制限を数日行っていただくのですが、1週間程度制限していただく

必要がある方がいるからです。


検査前の食事は大腸内視鏡検査の出来を左右する非常に重要なものです。

制限内容はご来院時にパンフレットを示してお伝えいたします。

基本はそこに記載の内容の物だけを食べて頂きます。


HPでも「大腸内視鏡検査を受けられる方へ」で示していますので興味のある方は

ご覧ください。




内視鏡検査後におすすめの食事メニュー




次に検査後の食事ですが、大腸ポリープを切除した場合はまた

食事制限をして頂きます。基本刺激のないもので固形物は避けて頂きます。


治療をしなかった場合はそれほど気にする必要は有りません。


これらについても検査後に詳しく説明いたします。



大腸憩室といわれた方へ


大腸憩室といわれたことのある方は基本2Lで奇麗になったと思ってから

さらに下剤を1Lは追加します。

奇麗になったと思っても憩室に残った便が出てくるからです。

これらを出して初めて奇麗に検査が出来ます。




まとめ|大腸内視鏡検査後の食事制限


大腸内視鏡検査は詳細な観察が必要な極めてナイーブな検査です。

もともと大腸には便が有りますのでそれを除いて奇麗にする必要が有ります。

その手段が下剤であり、その下剤の効果を最大限発揮するようにするのが

食事制限です。




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